「七面焼」の歴史は、水戸藩第9代藩主 徳川斉昭公が、現・偕楽園内に製陶所を築いたことから始まります。
現存する当時の作品は、米国ボストン美術館に寄贈されるなど、その歴史的背景から生まれた陶器は世界的にも高く評価されています。

七面会は、この貴重な水戸の焼物を現代に復活・再現させるべく、2005年に設立し、七面焼の歴史的背景や利用された原料(粘土や釉薬)などの調査・研究を行ってまいりました。

この調査・研究成果をもとに、一般参加の作陶教室を開校し、地域の方々に手作りの陶器の魅力をお伝えしてきました。
また、地域の文化的なイベントへの参加を通じて、水戸の伝統的手工芸品の素晴らしさを世に広げる活動を続けております。

今後は、歴史的にも貴重な背景をもつ焼物「七面焼」を、水戸の文化を伝える工芸品の一つとして世界に発信していく活動を行ってまいります。

代表理事 郡司 泰明

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